社長のひとりごと
住宅資材の値上げに対して
コロナウィスルが流行してから、アメリカでの新築需要の急激な拡大によって木材が不足するいわゆる「ウッドショック」によって、
市場に出回る木材の価格が急激に上がりました。当初に比べると1.5倍~2倍程まで価格が上昇している会社もあります。
それに伴い、原油高や半導体不足によって、木材以外の材料も続々と値上がりしている中で、
弊社がお客様にご案内していることは
「値上げを理由に家づくりを急かす営業マンや会社は要注意」ということです。
確かに、弊社でも給湯器やお手洗い等は、従来よりもかなり納期が遅くなっています。
ただ、ここで注意して頂きたいことは「納期は『かなり』遅くなっている」のですが、
「永遠に手に入らない訳ではない」ということです。
木材も、輸入材をメインで家づくりをしていらっしゃる会社は
値上げ等によって経営を圧迫しているかもしれませんが、
東陽の家のように「東濃ひのき」という国産材をふんだんに使って
日本の風土に合った家造りをしている会社は、
そこまでウッドショックの影響を付けていないのです。
だからこそ、今から家づくりを検討される方には
焦らず慌てずゆっくりじっくり家造りのことを考えて頂ければと思っています。
【帰省したときの注意点】
コロナウィルスの感染拡大にはまだまだ油断が出来ない状況が続いていますが、今年のG.Wは実家に帰省される方もいらっしゃるかとは思います。
そんな中で、親御さんに注意してあげて欲しいことは、「飛び込みでくる外壁塗装屋やリフォーム屋には要注意」ということです。
「価格最安値!」や「今お得なセール中!!」等を謳って営業をかけていて、「お宅の屋根傷んでますよ!」「お宅の外壁このままにしておくと大変ですよ!」
と恐怖を煽って契約に持ち込むケースが多々あり、そういった業者になればなるほど施工もいいかげんで、工事終了後にトラブルがあっても電話が繋がらないと
言ったケースが多々あり、困った状態に陥ったお客様が弊社にお問合せを下さるケースが増えております。
もし実家に帰ってご両親やお友達が「業者から家の修繕を進められた」と言う人がいたら、一度東陽の家に声をかけて下さい。
その工事は本当にやるべきか、見積金額は適正な価格なのかなどをご案内させて頂きます。もちろん見積もりや現場調査は無料でやらせて頂きます。
創業40年以上地域に根差して家造りをしてきた私たちだからこそ、地域のみなさんのおうちは東陽の家で建てているかどうかは関係なく、
しっかり守らせて頂きます。
5月イベント案内
東陽の家では、地域の新築やりフォームを含む家づくりをお考えの方にお役立ち情報満載のイベントを5月も開催していきます。
5月7日8日は前回開催して大好評だった「築15年のおうちのリフォーム相談会」を、
連休明けの5月14日15日はこれから新築やリフォームを考えたいけれど、
そこまで「今すぐ」という訳ではなく、あくまでゆっくりじっくり家づくりを考えたい人に向けた
「ゆっくりじっくり相談会」を開催していきます。
また翌週21日22日は今大人気の「小さな平屋のつくり方相談会」を開催します。
最終週の28日29日は家づくりを始めたいけれどそもそも土地探しから始めないといけないと
言う方に「一宮市での土地の探しかた相談会」を開催します。
どのイベントもお役立ち情報満載の相談会になりますので、是非お気軽にお越しください。
コロナウィルス感染対策として、1時間に1組様の完全予約制にしております。
予約状況の確認やご予約に関してはお問合せページもしくはお電話にて承っておりますので
お気軽にお問合せ下さい。
ロシアのウクライナ侵攻における今後の家づくりへの影響
最近毎日メディアでも取り上げられている
「ロシアによるウクライナ侵攻」大変こころが痛むニュースです。
この問題、実は今後の家づくりにも多大な影響を及ぼすことが考えらていれます。
住宅会社によっては、床材や下地に使う合板など、おうちの様々な部分にロシア産の材料を使っています。
コロナウィルスの影響で2年程前から騒がれている「ウッドショック」に併せて第2のウッドショックになるのではないかと危惧されています。
今後、住宅会社によっては大幅な値上げや
場合によっては「材料が現場に入らないため、工事がストップする」といった現象が起こることが懸念されています。
幸い東陽の家は、昔から一貫して東濃ひのき を中心に国産材をふんだんに使ったおうちづくりをしていて、家づくりについて直接的な影響は少ないのですが、、、こればかりはうちは大丈夫だから関係ないとはいきません。
この心いたむニュースに何か自分たちでもできることはないか、やきもきしてしまいます。
早く戦争が終わるために、自分達が少しでも出来ることも考えながら、何とか地域の皆様に貢献出来るよう、次の世代に貢献出来るような取り組みが出来ないかと考え中です。
一宮市の気候風土に合った 家づくり。 「いつもがもっとしあわせ」
一宮市の風土気候を考えながら家づくりをしていると色々と気づくことがある。
この地域は、比較的温暖な地域。
でも、冬は、伊吹おろしという風が気温をグッと下げてくる。
弊社は、リフォーム事業も行っているので、数十年前の家によくお伺いします。
で、リフォームしながら思うのは、昔の大工さんたちの思い。
夏は、涼しく。冬は、家の中で
暖を取る。
夏は、盆地なので、暑い。
夏涼しくなるように、また、湿度を
気流で流せるように、隙間をつくってある。
その当時と今の家づくり。考え方が全く違う。
でも、自然の力を利用しながら
そこに住まわれる方が、少しでも暮らしやすいようにと考えられた
痕跡を見て、建築屋として、うれしくなる出会いです。
一宮市の気候風土に合った
家づくり。
「いつもがもっとしあわせ」
になるように、考え続けてまいります。
中井義也
